開業の前に押さえておくべきポイント

「何を売るのか」「ターゲットは誰なのか」をハッキリさせよう

店舗や会社を立ち上げる際に、一番無くてはならない根幹となる部分が、コンセプト設定とターゲッティングです。コンセプトとは「開業して何を顧客に提供するのか」「どういった目的の店舗・会社なのか」という経営の基礎とも言うべき要素です。また、事業ごとに適切なターゲットを選択しなければ、効果的なマーケティングが出来ず「誰に対して商売しているのかがわからない」状態となってしまうでしょう。

販売形態や集客方法をきちんと考えておこう

取り扱うものによって、顧客への提供方法は大きく違います。例えば整骨・整体などのサービスを提供する場合、「店舗を構えて来店してもらうか」「顧客のもとへ出張してサービスを提供するか」という方法が挙げられます。商品の販売であれば、「店舗で売るか」「電話・ネットなどの通販で売るか」が選択肢となるでしょう。また、提供方法が決まれば、それに適した集客方法も決まりやすくなります。

ネットが主軸の場合は設備投資が必要なことも

ネット通販などを主軸とする場合、PCの購入やサーバーのレンタル料がかかります。また、サイト構築・運営を業者に依頼する場合は、その費用がかかることも計算に入れておきましょう。ECサイトの運営や電子モールへ出店する場合、サイトを効果的にPR・運営するための助言が必要になることもあります。そんな時には、ECコンサルやSEO対策の依頼費用がかかります。

属人化しないよう最初の段階でマニュアル化する

企業が大きくなると、それに比例して部署数が増え、業務内容もかなり膨大な種類になってしまいます。その状態で業務がそれぞれ属人化してしまうと、誰か一人が辞めてしまうだけで大混乱が起きてしまいます。そういった業務の属人化を防ぐために、最初の段階で業務マニュアルを作成しておくことが大切です。また、マニュアルは新しく仕事を任せる際にもわかりやすいお手本となります。

ほとんどの店舗がposを導入している

販売店や飲食店の多くがposシステムを導入しています。posシステムは売上管理や支出計算だけでなく、商品ごとの売上統計や客層の把握まで出来る、店舗経営の縁の下の力持ちとも言うべき便利なシステムです。posシステムを導入することで、「どの商品を重点的に売りどれを省くか」「この店舗ではどういった客層が多く購入しているか」といった具体的なデータを把握できるようになるのです。

posシステムや業務マニュアルの整備が開業の鍵となる

店員

フランチャイズで開業するという手段も

0からの開業が不安な方には、フランチャイズ経営という方法もあります。こちらは大手企業の系列となることで、経営のノウハウや流通網などをそのまま活用することが出来る開業方法となっています。

着地点を見据えて開業を

最終的に店舗や企業をどうしたいのか決めた上で、開業方法を決めることが大切です。地方の一店舗として店を切り盛りしたいのであれば、自力での開業が合っているでしょう。ただし店舗のチェーン展開を狙いたい場合や、大企業化を狙う場合には、コンサルタントを雇ったりフランチャイズで学んだりするほうが良いです。最終的な着地点を見据えた上で、開業に乗り出すことが重要なのです。

開業は計画性が大切

開業する際に重要なことは、「最初から最後まできちんと見据えているか」という事です。「経営者になりたい」だけではなく、「どういったコンセプトの企業・店舗をどの顧客に向けて運営し、最終的に業界内でどういった存在にするのか」という大まかなビジョンをもって開業を決めましょう。

開業は専門家に相談を

上述したように、企業・店舗は様々な視点から経営していかなければいけません。自分の経営が正しいかどうかわからなくなった場合は、コンサルタントなど識者からアドバイスを貰うことが重要です。経営に精通した第三者からの意見を貰うことで、より視野の広い経営が可能になるでしょう。

開業についてのQ&A

業界未経験からいきなり開業ってアリ?

業界未経験でも開業することは可能ですが、ビジネスをより成功に近づけるためには、経験があった方が有利と言えます。飲食店を経営するなら居酒屋やレストラン、洋服や雑貨などのショップを経営したいなら大手ブランドやセレクトショップで1年程度働いてみると良いでしょう。自分が目指したい方向に近い所で働くことがベストです。

開業資金ってどれくらい?

開業資金は業種によってピンからキリまで変動します。例えば飲食店を出店する際は、店舗を賃貸する場合がほとんどですが、個人のWEBデザイン業なら自宅で働くことも出来ます。他にも飲食店なら「厨房器具」、ショップなら「POSレジ」、エステなら「ベッドやタオル」など業種によって開業時に必要となるものが異なります。開業前に、必要な機材の費用や月々のコストなどを大まかに計算しておくと良いでしょう。

お店の開業資金を抑えるにはどうすればいい?

実店舗型の店を経営する場合、店舗を営業する物件を借りなければいけない場合が多いです。しかし、物件を借りてから開業するまでには、大幅な内装工事を行わなければいけません。内装工事にかかる費用を少しでも抑えることで、開業資金の節約につながるでしょう。内装工事の費用を抑えたいのなら、スケルトン物件より安い居抜き物件を借りると良いです。

パソコン素人でもネット通販を運営できる?

自分で初めからサイトの運営を行う場合、ウェブに関する知識がなければ開設すらままならないでしょう。ただしサイトのデザインや運営を外部に委託するのであれば、パソコンやウェブの知識はほとんど必要ありません。委託先の企業からウェブマーケティングのアドバイスを貰うことが出来るので、コンサルティングを頼む意味でも、外部委託のほうが安心です。

もし経営がうまく行かなくなったらどうすれば?

経営に失敗した店舗・企業は、長く続ければ続けるほど傷が大きくなってしまいます。経営コンサルタントに立て直しを依頼する、もしくは依頼先を変えて立て直しを図ることも出来ますが、出来るだけ早めに見切りをつけることも頭の隅に留めておきましょう。ただし一番大切なのは、失敗しないよう開業前から専門家のアドバイスを貰っておくことです。

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